弁護士ドットコム・トピックス編集部から、
「3Dプリンタで製造できる『本物の銃』 日本に規制する法律はあるか?」
というテーマで、原稿の依頼を受けました。
 ライターさんが編集後の記事は、Yahooなどにも配信されています。
http://www.bengo4.com/topics/449/ 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130602-00000449-bengocom-soci

 3Dプリンタを使って銃が製造できてしまうことや、この銃のパーツのデータがインターネットに公開されていることは、この取材を受けるまで知りませんでしたが、 ダウンロードすること自体がなぜ犯罪にならないのかについては、素朴な疑問があると思います。
 しかし、実行の着手に至らない段階の準備行為を処罰の対象にするには、法律を改正して処罰の根拠となる規定を設ける必要があります。犯罪の準備行為というのは、具体的な行為としても多様であり、結果の実現に向けられた危険度も様々ですから、そのような行為をどこまで処罰の対象とするかについては、議論が分かれるところでしょう。

 また、このようなものが公開されると、どうにかして規制できないのか(orどうして規制できないのか?)という議論が始まってしまうのですが、3Dデータのダウンロードを規制することについても、自由な情報流通の確保という民主主義の根幹に関わる問題を含んでいるため、私個人としては、慎重であるべきだろうと考えています。

川口法律事務所