お盆の読書日記、続きます。
2冊目は、「原発危機 官邸からの証言」(福山 哲郎 著 ちくま新書 定価:819円)
一気に読みきってしまいました。
内閣官房副長官として、首相官邸内部から見た原発事故対応の真相が、生々しく語られています。
本書でも焦点は、避難指示、SPEEDI、東電の「撤退」問題。
現場で起きていることの実態把握がじゅうぶんできない中、限られた情報からどのような判断が下されたのか。
折々に挿入される「福山ノート」からの引用が、緊迫感を際立たせています。
(「プロメテウスの罠」、7月に続編が出ていたのに気が付きました。早速アマゾンで注文。)