当事務所は本日をもって年内の業務を終了いたします。
去る10月13日、東京で開催された「調停制度施行100周年」の記念式典に出席し、内田貴東京大学名誉教授の講演を聴く機会を得ました。
調停制度はよく、「揉め事を話し合いで解決しようとする国民性」に根ざしたもののように紹介されますが、同教授によれば、文化や国民性に依存する要素は少なく、時代ごとの解決しなければならない紛争類型に合致した制度設計と、その制度を運用できる人材育成が、発展を支えてきたということです。
対立する当事者間の利害を調整することは容易ではありませんが、より良い合意形成に寄与することができるには、自分自身まだまだ研鑽が必要だと感じ入った次第です。
来年はさらに深く、調停制度と関わる1年になりそうです。