昨年の「今年の漢字」に選ばれたのは「戦」でした。
弁護士は戦うのが仕事と思われているようで、事と次第によってはそのとおりなのですが、実際には、戦いを止めるにはどうするのがよいか考えることに、時間の大半を使っています。
戦いを止めようとすれば、互いが何を望んでいるのか理解するところから始めざるを得ません。
ただ、人は決して自分と同じようには考えないので、彼我の価値観の相違を顕在化させるばかりでは、解決への糸口は見えてこないのが難しいところ・・・ などと思いつつ、ロシアによるウクライナ侵攻の一刻も早い解決を願っています。